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トップページ > フォトニュース > ハンセン病に関する「親と子のシンポジウム」(静岡会場)を開催しました(令和元年8月31日)

ハンセン病に関する「親と子のシンポジウム」(静岡会場)を開催しました(令和元年8月31日)

 令和元年8月31日に,静岡県静岡市において,「ハンセン病に関する『親と子のシンポジウム』~ハンセン病に関する患者・元患者・その家族がおかれていた境遇を踏まえた人権啓発活動~」を開催しました。
 当日は,基調講演のほか,地元の中学・高校・大学生等が参加するパネルディスカッション,映画「あん」の上映,トークショーなどが行われ,参加者の皆さんには,ハンセン病を取り巻く問題を考えるとともに,幅広い人権を尊重する大切さを学んでいただくことができたものと考えています。

挨拶を述べる山下法務大臣

基調講演

 山下貴司法務大臣の主催者挨拶,上川陽子衆議院議員・前法務大臣による来賓挨拶の後,国立駿河療養所駿河会会長である小鹿美佐雄さんから,「ハンセン病問題の正しい理解のために」と題して,ハンセン病に関する基礎知識,我が国においてかつてとられた施設入所政策や,その政策によって偏見や差別が生み出されたこと,また偏見や差別によってハンセン病患者・元患者・その家族の方々がどのような思いで過ごされてきたのか等についてお話しいただきました。

基調講演の様子

パネルディスカッション

 公益財団法人人権教育啓発推進センターの坂元茂樹理事長のコーディネートの下,静岡雙葉中学校3年生の吉田安祐美さんから,神山復生病院で元患者の方との交流を通して考えたことについて,静岡県立沼津商業高等学校2年生の半田小梅さんから,同高OBでハンセン病患者の歌人である明石海人が歌に託した思いについて,静岡大学地域創造学環地域共生コース4年生の宮澤大己さんから,駿河療養所の将来構想というプロジェクトに参加し議論してきた過程について,それぞれ発表してもらいました。
 これに対し,基調講演を行った国立駿河療養所駿河会会長の小鹿美佐雄さん,国立駿河療養所所長・国立療養所多磨全生園園長の石井則久さん,フリーアナウンサーの藪本雅子さんから,交流の大切さが述べられるとともに,患者・元患者・その家族の方々が今なお偏見や差別と戦っており,啓発や教育の機会を増やし,今後も語り継いでいくことが大切であるといった感想が述べられました。

パネルディスカッションの様子

トークショー

 映画「あん」の上映に引き続き,同映画で樹木希林さんとともに主演として出演された俳優の永瀬正敏さんとフリーアナウンサーの藪本雅子さんとのトークショーでは,映画撮影時のエピソードや,永瀬正敏さん演じるどら焼き屋店長千太郎が樹木希林さん演じるハンセン病元患者の従業員である徳江を守れなかった葛藤などを語り,徳江が語る「私たちはこの世を見るために,聞くために,生まれてきた。・・だとすれば,何かになれなくても,私たちには,生きる意味があるのよ。」という言葉がこの映画のメッセージであること,きっかけは映画でも何でもよいから,ハンセン病のことを知ってほしいといったことをお話いただきました。

トークショーの様子
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